2016年 03月 12日
桧皮の話
確かにそうなんですが、
最初に剥がされた皮は荒皮と呼ばれ
桧皮として品質が悪く、最初の皮を剥いで10年くらいたち
新しい表皮が形成され二度目の皮が剥げるようになる。
この皮は黒皮 と呼ばれ、最初の荒皮に比べ品質もよいので
これを使われるらしい。
左) 荒皮 右) 黒皮
大工から聞いた話によると
荒皮は水をはじきにくくなるため、雨が漏れる事があるそう。
桧皮も若くてピチピチと水をはじくものでないとだめらしい。
え~。。。
年をとった皮では水をはじかなくなるなんて人間と同じ。
木のいろいろな話を聞いていると、すごく身近な気がしてきます。

(株)アラキ工務店の事務担当からの一言でした。
by araki-kita
| 2016-03-12 00:00
| アラキ工務店