2017年 02月 21日
弥栄中学校の跡地に
お散歩途中に遭遇、キレイな建物が建っています。「漢字ミュージアム」と書いてあります。
(もちろん経営は公益財団法人 日本漢字能力検定協会です。) 以前ニュースになったあの団体です。
中に入ると右手にカフェ、左手には大きな鉾が展示され、その奥が漢字ミュージアムです。
空いていたので近づいて見ていると、かなりの勢いで説明が始りました。(ボランティアさんでした)
縄にまつわるお話が初めてだったので、少しまとめてみました。
「お米の藁を使って縄にする。白米(うるち米)ではなく(インディカ米)のもち米のを使用。
その方が長さがあるので適している。細いものを数本束ねて編み、長さも編み足し長くする。
3回程、水で濡らし、乾かしというのを繰り返してやっと、柔らかくなり適度な緩みが生まれる。
やっと出来た縄は状態が良ければ3年程使える。」
藁の使い道はいろいろ。お米食べなきゃな~。
ここからは弊社会長(荒木正亘氏)に聞いた説明です。
鉾は釘等使わず、縄だけで組立られています。
組立の日数は鉾の大きさにもよりますが、7名~15名位でだいたい3日位。
(1日目蔵から出して悪い部分を補修、2日目組む、3日目横にして組んだ鉾を立てる)

↑えび(これは基本的には飾で、どうしても足らない時に使います)
知れば知るほど恐るべし。京都の伝統です。
少し季節はずれのお話で失礼しました(๑◕ܫ←๑)
by araki-kita
| 2017-02-21 16:38
| お散歩♪
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