「におい」は京の景観？

11月17日の京都新聞の記事の見出し。

以前台湾の「九分」に行った時、色々な食べ物が混じりあったものすごい臭いがして
私の中ではこの強烈な臭いが景色よりも鮮明に九分のイメージとして残っています。

ローマに暮らしていた友人と話をしていた時に
「ローマでもお好み焼屋さんをしたら流行りそうなのに何故ないのか？と聞くと
「きっとにおいで規制がかかるのだと思う」と言っていたのを思い出しました。

最近、錦市場で食べ歩きが横行し、においのきつい食べ物がたくさん販売されています。
ここは九分？と思わせるようなにおいです。

旅行者の中には京都の思い出としてこのにおいが残るのではないかと心配です。

ですので、個人的には「においも景観の一部」ではないのかなぁと思います。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、北岡からの一言でした