2021年 06月 16日
【木取り】きどり
どの材料から、作りたい物のどの部分を取っていくか
計画する工程を木取りといいます。
材料の木目や、木裏、木表に注意し、反りやねじれなどを予測するため
豊富な知識、経験が必要になります。
節・材の端(割れていたり、砂をかんでいて使えないことが多い)にも注意します。
弊社の工場で木取りをする際、どうしても端材がでます。
端材として出た細い材などは、隙間埋めだったり、雑巾刷りにしたりします。
食べ物と同じように、木材も林業の方が年月をかけて苦労して育てられました。
「材を無駄にせず、使えるようになって初めて一人前」と昔から言われているそうです。
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、北岡からの一言でした
by araki-kita
| 2021-06-16 08:58
| アラキ工務店
|
Comments(0)