2021年 10月 23日
弊社の大工棟梁
「会長(荒木正亘氏)に後ろに立たれるのだけは、緊張するから嫌なんや」
と言っていた大工棟梁の足達さん。
弊社の大工さんでは一番年長で、会長の教えをしっかり継がれている一人です。
町家の改修工事は新築工事とは違い、建物に色々な歪みがあります。
ただ、まっすぐ・きっちり直すのではなく、その歪みを考慮した上で、
場合によっては少しの歪みを残し直した方が、仕上がりが美しい場合があるそうです。
長年の経験がないと、できない職人技です。
この「少し」の加減が住む方に心地良さと建物に美しさを与えるのかも。
長年工務店に勤めている経験からそう思います。
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、北岡からの一言
by araki-kita
| 2021-10-23 16:39
| アラキ工務店
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